銭湯での風呂友である、御年80歳の色白おばあちゃん。歯は全部ある。若々しい。お一人暮らしでのんびりされている。冷え性なので、毎日銭湯に来られている。
私がいつものようにメソメソしていたら、そのおばあちゃんは心配して、よく声を掛けてくれていた。真剣におばあちゃんのお話を聴くようになると、はげまされて、元気が出てきた。若者が(とも言えなくもないが)おばあちゃんを元気付けるべきところであるが、逆だった。おばあちゃんから元気付けられた。
それは、
「今日一日が無事だったらそれで良い」
答えはシンプル単純明快であった。
私が求めていた答えだった。
何をメソメソしていたんだろう。今この落ち着いた平和な状況に、感謝していなかった。いつ災害やトラブルが起きるかは、分からないのに、いつもいつも心配したり、メソメソしていた。
今を、喜ぶ。
今に、感謝する。
答えはシンプルだった。おばあちゃん、さすがです。
40年間生きてきて、ほとんど文句ばっかりで気分の浮き沈みが激しく心が荒波だってばかりだった私。40歳になって、ようやく、穏やかな平穏無事な人生を、手に入れようとしつつある。幸せだ。
苦楽を色々経験してきて、過去には戻れないから、学習して、繰り返さないこと。今後に活かすこと。
前向きに、楽しむこと。
幸せを噛み締めること。
これらができれば、怖いものなし、なんてね。心が穏やかであることは、人生を生きていくうえでとても大事なことだと気付いた40歳でした。
もうそろそろ、心の病気を卒業しても、良いよね、先生?18年間、長かったよ。もう、やめようね。
心がしなやかに、健やかに、なってきていますよ。
笑顔溢れる1年に、します、来年。のんびりと、マイペースで。色々と身体も直しながら。O脚、減薬、引っ越し、貯金、仕事の安定。
お父さんに、一番ぶつけてきました。ごめんなさい。謝っても謝りきれない。親孝行できるのかしら。とにかく、向き不向きよりも、前向きさ!レッツゴー人生!